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No. 3 [把捉]

2009.04.16  *Edit 

把捉




「ニア 先生が呼んでるよ」
リンダが遊戯室の入り口で背中を向けてるニアを呼ぶ
夕方の窓辺から差し込む淡いオレンジは床を這う波のようにユラユラとした陰を落としている

「…………」
「ニア?」
「…………」
「もーっニアったら聞こえないの?!」 返事をしないニアに少々声を荒げて再度呼ぶ
「…あっ!…はいっ」 我に返ったように声のする方へ振り返る
漆黒の瞳は大きく開かれリンダを確認している
「すみませんリンダ 何ですか?」
「…言語の先生が呼んでる……」
「ありがとうございます」 ゆるゆると立ち上がり遊戯室を出ようとするニアにリンダは訪ねる
「どうしたの?ニア 具合でも悪いの?」
「いえ なんでもありません」 そう言ってその場にパズルを残したまま部屋を出て行った
ゆっくりとした歩調の背中を暫く眺めた後リンダは遊戯室の中に入る
「もー パズル片付けてってよね あたし今日ここの掃除当番なんだから!!」
独り言の様に文句を言い放ちパズルを片付けに取りかかろうとした時 運良くメロが通りかかった
「あ ラッキー メロメロっ!!ちょっと来てよ」 リンダがメロに手招きをしながら呼び止める
リンダの声に足を止め 遊戯室に入って来る
「メロメロって言うな! なんだよ」 呼び方が気に入らなかった様子で不貞腐れながら訪ねる
「ニアがパズル置いたまま行っちゃったから部屋に持って行ってほしいんだけど」
「んあ~?僕今から外に遊びに行くんだけど ニアにやらせろよ」
「先生に呼ばれて行っちゃったのよ あたし今からこの部屋掃除するから ねっ お願い!」
「んもぉ わかったよ」 そう言いながらパズルのピースを拾うため嫌々その場にしゃがみ込む
「ねえ ニアどうしたの?」
「どうって?何が?」
「呼んでも返事しないし ぼ~っとしちゃって上の空って感じ」 掃除用具のロッカーから箒を取り出しながら話す
「寝不足じゃないのか?最近あいつ夜中に起きてて部屋の中をうろうろしてるんだ」
拾い集めたピースはメロの指からポイポイとパズルの土台の上に乱暴に投げ入れられている
「気が散って僕まで眠れない こっちまで寝不足だよ まったく!」
「でもメロは授業中寝てる」
「…うるさい…」
「変ね 具合悪そうだったわよ なんか…」 そう言うリンダに笑いながら応える
「ニアはいつもヘンだろ はは」
「やめなさいよっ そんな風に言うの」
「…ん…」 メロの発言を制すようにしてリンダは箒を置きさっさとピースを拾いにかかる
リンダに一喝されてメロは少し丁寧にピースを土台に乗せる

ピースがこぼれ落ちないように慎重に部屋まで歩くメロ
両手が使えない今 都合良くドアを半開きにしていた事に感謝しながら背中でドアを押して入る
ニアの机にそれを丁寧に置いてから山のように積み重なったピースの一つを手にする
「こんなものよく……」 そう言いながら手にしたその一つをいろいろはめ込んでみる
何度かあててみたが上手くはまらない
「んんんがぁぁぁ~」 出来なかった事にイラついて声を上げた
「くっだらない!」 無造作に放ったピースの一つは他と混ざってどれかわからなくなった

外に出ようと玄関に向かったメロは 遊戯室の中でニアを見かける
パズルが見当たらなかったらしいニアはルービックキューブで遊んでいた
「あ~ ニア… パズルは部屋に戻しておいたから」 中には入らず入り口付近で声をかける
ニアはメロの声に驚いたように振り向き いきなり立ち上がる
「…何だよ」
「いえ…ありがとうございます」
「あ う…うん」 メロは自分の顔が赤くなる気配を身体の奥底で感じた
早くこの状態をやり過ごさないと発熱しそうな予感を見抜かれないよう冷静に言葉を発する
ほんの数秒お互いの目線が交差する 「な……何…?」
「メロこそ 何ですか?」
「いや…僕は別に……」
「……」
ニアはそんなメロの動向を察したかようにその場を立ち去る
「何だよもーっ!ニアっ!!」 メロがニアの背中に向かって叫ぶ

「なんかイライラする… くっそ…」 イライラの出所は解っている


教会でキスをした……
身体の深い部分がぞわぞわした…
内側から少しずつ何かが変化を遂げている… 上手く処理の出来ない欲求が執拗に体内を這いずり回る
得体の知れない ぞわぞわしたモノ


メロは外に出る気も失せて部屋に戻っていった  ニアはいない
ニアがいない事に少しホッっとする  深いため息をはきベッドに横たわる
無造作に投げ出した身体の上をさやさやと心地よい風が横たわる
風のリズムで揺れるカーテンはα波のようにメロの隙間に流れ込む
「…あ … 眠い… やばい な …課題 終わってない……」

緩やかなカーブを描くようにしてやがてメロの意識は遠のく


くすぐったい……
なに?
ふわふわしてくすぐったいんだってば
…鼻がカユい… ッ…
………ん…フモ…
なんだよ……これ………
あーっ ジャマっ!
あああああーっっっ


_____________________はっ!?

段々と不快感が高まってメロは目が覚める
辺りは薄暗く 開け放った窓のカーテンだけがこの部屋で唯一動いている
モノクロの部屋の中 目線のすぐ先にある銀色は幻想的な色を放っている
その銀色の無造作な毛先はメロの顔の上を踊る
「…も~かゆいんだよ…」 そう言って鼻の辺りを指で掻きむしる
起き上がろうとしたが自分にのしかかってる重みを確認してすぐに諦めた
細い二本の腕がメロの首に絡み付き外す様子はなさそうだ 
「ニア?…寝てんの?」 
呼吸の度にぬるく湿った息が首筋にまとわりつき メロはなんだか艶かしい気分になってきた
「ん……くるしい…ニ…アッ ちょっと離せ…」
「……ン…」
メロの左手はニアの身体の下に敷かれた状態で動かせないでいる
諦め混じりに溜息をついて空いてる右手をニアの背にあてがい軽く撫でるように上下させるとニアは身体をもぞもぞと動かした
「ハァ~ どうしたんだよ…?…」
身体を捩るたびに少し固く形成しているニアのモノがメロの太ももの辺りにあたって くる
「…ちょっ…うごくなって… おい…っ!」

メロの首にうずめていたニアが顔を上げメロと視線を合わすと熱を持ったその瞳は少し潤んでいるよう見えて
メロは一瞬ドキッとした
「ニア?」
「……」
「な…に?」
「なんか…変な感じが する………」 
ニアは自分の身体の変化に鬱陶しさを感じているようだ
「………」
しきりに下半身をもぞもぞと動かすが、その度にニアの形がだんだん変わっているのがメロに伝わる
「な……んだ…よ…」
「…メロ?………」

メロは左足をニアのうつ伏せの下半身に絡めて半回転し 勢いを付けて体制を入れ替えた
「っ!」 跳ね返ったスプリングがニアの背中にバウンドして 組敷かれたニアの顔の上で
細い金の髪が左右に揺れてニアの頬を撫でる
「メ…ロ なに…」
左手でニアの両手首を頭上で掴み 顎でニアの顔を横に向かせてその首筋に息を吹きかけた
…フッ……
「……ヒァ…ハ…」
足の裏でシーツに擦りあわせるように身をよじるニアの仕草を確認して
「…僕も感じる ここ…」
そう言ってニアの首筋にキスをする
「っ メ ロ……」
メロは右手でニアの頭を抑え耳たぶを軽く噛み 耳の形に舌を這わせる
「ン …ハくすぐ ったいっンンン…ァ ファ…」
腕と頭を押さえられ上手く身体をよじれないもどかしさに声が上擦る
メロは自分の行為に段々と昂ってくる感覚を覚える
湿った艶かしいメロの舌の音がニアの耳元で這う
「フハァ ヤメ……」
「…ニアは…感じる?」
「…ン ァ…」
ニアの吐息にメロの気持ちが爆ぜる
「ハァ… 僕は凄く感じてる……」
メロは既に自分自信がコントロール出来ずにいるのを確信しながらも 高揚した気持ちを沈めるようにニアの首筋でゆっくりと呼吸をする
「…ハ…ァ…も…う…ガマンできな…い…… したい…」
メロはニアの首筋にゆるゆると舌を這わせる
「… ンァ…ハ…」

____________________ぞわぞわした感覚  再び絡み付いて捉える_____________

メロは右手でニアの服の上から昂った部分にあてがい優しく弄る
「ッァンッ ファ… 」
ビクンと大きく反応して何度も両足の裏をシーツに擦るニア
ヌルヌルと摩擦なく動くニアの服の下はすでに透明な液が溢れているようだ
ニアの身体は大きく弓なりに反る
「ヤ…ッア…ンン」 
ニアの手首を離すと 解かれたその腕は勢いよくメロの首に回され 首筋に顔を埋めるようにしがみついて来た
気持ちの行き場を探るように喘ぎながら荒い呼吸を繰り返す
「…ハ…ハァ…ァ」
「ン ハァ…ニア… どうしたいの?…」
「わ…か らない… ハァ …」
苦しくてどうしようもない様子でメロに訴える
顔が上気して頬が染まっている
「も…くるし …の に…できない…」
こんな感覚は初めてなのか わからないのか 精を放つ状態を躊躇しているかのようにみえる

「ニア…もしかして…イケないの?」 メロは優しくニアに訪ねる
「ン…ン …」
何度もコクンと頷くニアの大きな瞳は苦しさに潤んでいる
なるほど メロはニアが夜眠れなかった訳を悟った

「………ハ…ァ  」
メロはニアの瞼に優しく唇を置き ボトムに手をかける
するすると脱がされたそこにはすでに形を変え透明な液で濡れたモノがある
「力を抜いてみろよ ニア」 そう言ってニアの唇に軽くキスをして右手で優しくニアのモノを包む

メロはヌルヌルした液を掌で拭うようにニアのモノを上下する
「ハ…ンンァァ……ッ」
ニアは身体を くの字 に曲げて喘ぐ
「ヤ…ダ…ヤッ ヤメ フッ ア…」
行き場の無い感覚に涙声になる

先端を指の腹でなぞると 透明な液体が絶え間なくニアのモノから流れ出る
「ヒァアッ ンンァ」
ニアは目をキュっと閉じてメロの肩を両手で鷲掴みにするように掴んでいる
得体の知れない快感……
「はぁ……」
メロは舌先で溝の割れ目をゆるゆると弄び 口の中に含むと くの字 の身体がビクンと大きく仰け反りニアの背中に光線が走った
「ンァ! …フ アァア …ァァ… ……ハ  …」
程なく口に含んだソレを離し 滑りが良くなったものは上下する手を速め
高揚する喘ぎはすでに達する程に苦しそうだ
「ハアア…ハ …………ッ ンン メ ロ… …」
気持ちが急ぎ中々達せないでいる
「…焦んなくていいからさ…ニア …」
「ハアハアァ…ヤ…ア く るし …ン も う… … ンン」
ニアの手はメロの肩のをきつく握って顔を埋めるようにしがみついている

「…ハ…ァ …やばい…」
ニアの喘ぐ声で先程からメロは自分のモノに限界を感じている

ニアの快感が頂点に達する
「アア…ンァンン アッ…」ニアの声が大きくなる
「ッ モ…ヤ ッ… ンンンッ ハアッァア…ッ」
一瞬ピクっと動きが止まる

「ハッ…ッ…ンッ …アァ ク…ッ ンッ…ッ」
ガクガクと小さく腰を揺らし 白い液を何度か放ちニアは達した

ハァハァ ハァ ンハァハァハァンハァァァァ…ッ
ニアは興奮が止まず小さく喘ぎながら肩で呼吸を繰り返している
白い肌は汗を散らして少し色を帯びている
メロはボトムを脱ぎ 自らを急かすようにニアの身体を開いてその間に入る
「 … …ハ ァ…」
ニアの足を少し折り曲げ 弾けた白い液をニアの閉じた部分に塗り指で愛撫する
「……ァ ヤ…だ…」
ニアは側にあったブランケットを引き寄せて全身を覆った
「…ニア…ァ 僕が 終わってない…」
そう言ってメロはブランケットをはぎ取り自分の身体をニアの身体に密着させる
白いシャツを上までたくし上げ肌が触れる面積をつくりみぞおちにキスを落とす
メロは自分のモノの行き場をニアに確認させるように閉じた部分に先端をあてがう
「……ン ァ………」
「…い…痛 い?  ハ ァ……」
一度離して再びそこに液を満たす
「…ん…… ………メ …」

ニアはピクンと軽く動くだけでぐったりしている 
「…はあ… ァ…」
強引に押し込む事をせず諦めたメロ

「………」
「…ニア…ってば…」

Z Z Z Z Z Z Z

ニアの規則正しい寝息が聞こえる

「…んもおおっ……どおすんだよっ! これっ! もぉ…」

ベッドサイドに腰掛けているメロは両足の間に深く腕を差し込み前屈みになる
「………ッ ハ~ァァ ッ …やばい…もう……ンー」
たまらない程に昂っているメロのモノは行き場を無くして喘いでいる
「んんっぁぁああああもうっ!!」 心の中で声を張り上げ そのままトイレに向かう


ニアのやつ  ……!!





next [融合]





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